亡き人達に捧ぐ、人柱となった者達よ安らかに眠って下さい。

靖国神社、他国から非難される謂われは無い。
中華人民共和国において、悪行を働いたとする歴史上の人物の像をわざわざ作り、その像に自慢げに唾を吐きかけると云う風習/奨励が最近まで行われていた。但し、諸国の批判を恐れ共産党政府が封印。朝鮮人に至っては、伝統的に殺された側が悪い場合でも、親や親族の仇を討たない事は罪とされ、たとえ仇とする者が死んでいても、その者の墓から亡骸を掘り出し、首、両腕、胴、両足をばらばらに切断して唾を吐きかけ晒し者にするという風習があった。
参)人民と名の付く国家、そこには国民は存在せず。
人民とは権力者一個人の支配下/所有物とされる人達=人民≠国民となる。
故に、中国共産党国家は中華思想圏に於ける皇帝の時代/粛清の連鎖であり監視と密告が永遠に続く一政党国家である。一党政治は一概に悪とは云い得ない、長期にわたる独裁者政治が悪である/歳を取ると権力に固執し、不安から必要以上に力を誇示/粛清したがるもの。
ちなみに社会主義は、数十万人規模の国家であれば理想的に機能すると思われる。
国家とは、建国宣言をしたから国家と成るわけではない。多種多様な人々が暮らす以上、多様な問題が起き上がる。宗教では絶対に解決は出来ぬ、それは人それぞれの文化であり感情が優先する事。国家を形成させるには、未だ未熟ではあるが、人類が生んだ文明が必要とされる。文明とは、誰もが分かるルール=法律である。「和を以て貴しとなす」と言う安易な妥協ではない人間として人としての英知を集め、話し合いにより新たな指針を示す。そして、同じ国家で暮らす全員の定め=法律とする事である。宗教は己自身で決めることで、誰からも強要されず又、誰にも強要するものでもない、それが親であろうが権力者であろうがである。宗教では争いは無くならない、常に利用する者が存在する故である。
軍国主義は絶対に認めはしないし、擁護するつもりもない。
軍国主義、それは明治維新の最大の負の遺産であった。何の権威も尊敬もされぬ軍部が国民を納得/騙すため天皇という存在を利用して権威を手に入れた。知識に乏しい当時の国民を誘導しやすいように最大限に天皇の存在を利用したのである。学校教育と云う名のプロパガンダである。このような事は二度とあってはならない。国民が天皇を必要としないのなら、戦国時代の昔やそれ以前に抹消されていたはず。
但し、間違ってはいけない。国防と軍国主義は違う。国防が機能しなければ、自由や平等ましてや平和や経済活動が成り立たない事を思い知るべきである。
日本は自国防衛以外、いかなる理由があろうとも先の大戦の様に他国に侵攻しない事を厳守すべき、例え米国の都合でもである。
日本人は、人はもとより動物や物にまで供養する国民であり、古くから国内各地にそのような塚が多く建立されていて、そのごく一つの現れが靖国神社でもある。それが現実である。クジラや馬や牛、そして針や筆と云うように、生活の糧となった物や生活を共にした物への感謝を込めて今でも慰霊を捧げている。この様な民は日本以外にはないだろう、ましてや自己都合的な身勝手な行動や要求を自由と思い込んでいる欧米人には皆無だろう。政府/国が指示する事なく、公に何が大切かを民が自身で考え自主的に行う、これが本当の民主主義である。その事を日本人自身が知らないでいる=これも明治維新の負の遺産。
明治維新以降、今でも欧米からのものには手放しで喜んでいる政治屋集団や経済界及び学者や知識人と言われる人達がこの国を蝕んでいる。その影響か、その最たるものが身勝手を自由と呼び、自己都合の価値を平等と思い込み、不平等を連呼している人達が増大傾向。事件報道を見ていたら年々増え続けている行動思考、老若男女問わず身勝手な屁理屈で事件を起こしている。グローバルとはカタカナ言葉を連ねる事でも、欧米への迎合でも無い。ましてや覇権主義的独裁者主導の中国共産党を擁護すべきではない。各皇帝時代の文化と現共産党の行動は全く別物である。同じものを挙げるなら、粛清の連鎖と独裁指導者の怯えであろう。自ら粛清を行い権力の座から退いた時に、自身が粛清される事を恐れ引退すら出来ぬと云う現実に直面している。
アメリカの科学技術、映画文化、自動車文化、音楽文化、スポーツ文化、その他、数え切れないほどのものが、好きであり憧れである。でも国家として見習う所は幾つかあるが、残念である。国家形成には、あまりにも精神が伴わない身勝手な成金主義の国民が多く、国家、国民と呼ぶには未熟であり年数が浅すぎる。
残念ながら戦前の日本には、公に何が大切かを知る優れた知識と理論を持った政治家が多くいたのも事実。今は、国益を考えず信念も持たぬ亀の子の様に、頭を突っつかれたら引っ込める迎合だけの政治屋集団/金儲けを生業とする血筋の輩/大名の世代交代かと言う者ばかりなり。
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